【スペシャリスト制度】熱意と挑戦 ~Jr.スペシャリスト清水 翔太~
こんにちは。
株式会社シロ note担当です。
今回は、SHIRO 渋谷ヒカリエ ShinQs店副店長であり、ブランドが定めるフレグランスJr.スペシャリストの清水 翔太(しみず しょうた)を紹介します。
清水は、2023年7月にフレグランスJr.スペシャリストに認定されました。所属店舗での接客はもちろん、伊勢丹新宿店で行われた「サロン ド パルファン 2023」や、渋谷PARCOで開催したポップアップストアでも店頭に立ち、他にも朝稽古を積極的に実施するなど、多岐に渡ってシロのスタッフたちを支えています。
「スペシャリスト制度」とは
2022年8月にSHIROで新たに導入された独自の認定制度です。
SHIROが展開するフレグランス、メイク、スキンケアの3つの分野において、接客やタッチアップスキルなどの技術や実力を評価し、合格者は「その分野のプロ」として、SHIROを牽引するスペシャリストと認定されます。
シロは、誰もが長く働きたいと思える会社づくりを目指しています。
ワークライフバランスはもちろん、キャリアの選択肢があることも重要なポイントだと考えています。
一般的にビューティーアドバイザーのキャリアアップは、マネジメント力を磨き、店長や地域の統括マネジャーを目指す道が多いかと思います。
しかし、中にはマネジメントに自信がない人や、店長や副店長に向いていないと感じる人もいると思います。そこでシロでは、マネジメントは得意ではないけれど、大好きな接客で頑張りたいというスタッフのために、このスペシャリスト制度を設けました。
自身の得意や好きを極め、SHIROで活躍したいスタッフのためのキャリアアップ制度でもあり、Jr.スペシャリストに認定されたスタッフは、その後スペシャリスト、ブランドスペシャリストの順に、役職者としてさらなるステップアップを目指すことが可能です。
また、Jr.スペシャリストには2万5千円、スペシャリストには5万円の役職手当が支給されます。深い知識と抜群のスキルを活かし、所属店舗だけでなく、催事での接客や研修講師を務めるなど、販売以外の領域でも活躍できます。
2024年7月現在、13名がJr.スペシャリストとして認定されており、店長・副店長と同様に役職者として、全スタッフの接客スキル向上に努めています。
自分の知識を生かして活躍の幅を広げたい
ここからは、当社が誇るJr.スペシャリストである、清水のインタビューをお届けします。
――Jr.スペシャリスト試験に挑戦した経緯を教えてください。
元々、同じ場所でずっと同じことに取り組むよりも、環境や立場を変えてステップアップしたいという思いがありました。そうした矢先にスペシャリスト制度が導入され、今の自分の力を試したいと思い、受けてみたのがきっかけです。
――ステップアップしたかったとのことですが、副店長になりたいという思いもあったのですか?
入社して間もなかったこともあり、当初はまだ「副店長になりたい!」という強い思いはありませんでした。
実際に契約社員で副店長として活躍されている方がいることも、昇格ではなく”任用”という考え方をしていることも、入社前に人事の方からお話しいただいたり、いろいろな場面で教えてもらっていたので、理解はしていました。ただ、当時は人をまとめたり人の上に立つ仕事がしたい!というよりも、日頃の知識を生かしながらSHIROのビューティーアドバイザーとして成長したい!という気持ちが大きかったですね。とはいえ、何らかのキャリアは必要だと感じていました。
まだ入社して半年で、全く自信も実力もありませんでしたが、自分にもチャンスがあるならやってみたい!と思い、思いきってエントリーしました。
2度目の挑戦で、Jr.スペシャリストに
――受検の時の様子はどんな感じでしたか?
実は2回、受検をしています。「Jr.スペシャリストたるもの、正しい知識は持っていて当然である」というのが大前提なので、筆記試験は100点満点合格でないと次には進めないのです。
自分自身、新しいことを勉強するのは好きなタイプなので、日々の接客の中でトレーナーの先生や先輩から学ぶだけでなく、休日や退勤後に大好きなカフェに行って黙々と勉強していました。
残念ながら、1回目の受検の際は筆記試験で不合格だったのですが、試験に向けて学んだ知識は日々の接客に応用できることが多く、経験自体がとても役に立ちました。そこから、試験に参加することに意味がある!と気づき、再挑戦することをモチベーションに励みました。
試験の雰囲気としては、精鋭と呼ばれるようなスタッフばかりが全国から集まっていたので、他のお店のスタッフを知るきっかけになったり、自身にとっても良い刺激になりました。
実際に今でも、全国各地のJr.スペシャリストたちと意見交換をしながら切磋琢磨しています。
Jr.スペシャリストになって変わったこと
――Jr.スペシャリストになったあとで変化したことはありますか?
Jr.スペシャリストに認定されると、制服の襟元に”Sバッジ”を着用します。今はまだ全国で10数名の限られた人数なので、嬉しさと責任感からおのずと襟元を正されるような気持ちになります。
なので、 定期的に自身の接客を振り返ったり、ロールプレイングをしてもらったり、他ブランドに足を運んで接客を勉強したりするようになりました。
自分自身の接客は常にアップデートしていきたいなと思っています。
SHIROのビューティーアドバイザーの魅力
――SHIROのビューティーアドバイザーとして働く魅力を教えてください。
シロの”任用”という考え方が好きです。
「やりたい」という前向きな意思があるスタッフにどんどん任せていく、というのがシロの風土です。そのため、ビューティーアドバイザーの経験の有無にかかわらず、やりたいと思ったことを素直にやりたいと発信することができます。そして、スタッフの想いに対して、「やってみなよ」と会社全体で後押しをしてくれるのです。
このように、意志や個性を尊重してくれる環境だからこそ、それぞれの色を出しながらありのままで働けるのがとても楽しいですし、ワクワクします。
――お話を聞いて、すごく前向きに色々なことに挑戦されていると感じたのですが、モチベーションは何ですか?
日々、接客しているお客様からのお声です。
お見送りの際に「楽しかったです!」とか「またお願いします!」と言っていただけたり、後日「会いにきました!」と言いながらご来店くださったりと、嬉しいお言葉をいただくことが励みになっています。
それに僕は、SHIROの製品やシロで働く人が大好きなのです。自分自身がSHIROのファンなので、SHIROの魅力ある製品を使うのも楽しみですし、その製品たちをお客様に自分の言葉で紹介できるのが楽しいです。
そして、シロで働く人たちは、本当にのびのびと働いています。マニュアルに沿った接客が求められる会社もある中で、シロは個々の色を大切にしてくれます。そのため、自分なりの接客や目標を追求することができ、モチベーションを保つことができています。これからも、「自分はこの場所で何ができるか」を常に念頭に置いて、スキルアップしていきたいと考えています。
将来の展望
――今後の目標を教えてください。
入社して1年半でフレグランスJr.スペシャリストになり、今年の4月より副店長に任用されました。
入社して1年目はたくさんのことを経験して学び、2年目からはそれらを活かして実践する機会を多くいただきました。入社3年目を迎えたので、今年は自身の経験や学びを周りのスタッフにも広めていきたいと思います。
具体的には、お店のスタッフたちと一緒に働くことで良い影響を与えられる人になりたいですし、全国のJr.スペシャリストたちも今以上に進化させていきたい。自分がその先頭を走る存在になりたいなと思っています。そして、現時点での最大の目標は、Jr.スペシャリストからスペシャリストになることです。
その先には、ブランドスペシャリストの林さんという、僕の尊敬する大先輩がいるので、林さんの背中に一歩でも近づきたい。
壁は高いですが、日々できること、すべきことをコツコツとやっていきます。
海外の店舗に立つ機会があればチャレンジしてみたいとも思いますし、もっともっとSHIROを伝えられる人になりたい。
将来的には、自分がSHIROを体現できる人になりたいと考えています。
あとがき
フレグランスJr.スペシャリストや副店長として責任を果たしながら、多方面で存在感を発揮し、めざましい活躍をしている清水。最近ではインスタライブにも出演しているので、見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新しい香りが発売される際には、店頭でお伝えすべき製品の魅力についての資料を全社員に配布するなど、スタッフやお客様のために、自らができることを探し、行動に移す姿勢がとてもシロらしいと感じました。
私たちも、清水のように何事にも全力で取り組み、新しい挑戦を楽しむ姿勢を忘れずに、日々成長していきたいと思います。