ブランドが生まれた場所、砂川市をご存じですか?
こんにちは。
株式会社シロ note担当です。
突然ですが、皆さんは「砂川市」というまちをご存じでしょうか?
北海道の中心から少し西にそれた場所に位置する、
人口15,000人ほどの自然豊かなまちです。
ピンネシリの山々を遠くに望むこの砂川市に、
私たちシロの製造拠点である「みんなの工場」があります。
2023年4月にオープンしたみんなの工場で働く仲間は、今では123人。
砂川市や近隣の地域から通っている社員はもちろん、
他のエリアから移住をしてきた社員も働いています。
今回は、そんな砂川市での暮らしについてお伝えします。
ブランドSHIROが生まれた場所
私たちの歴史が始まったのは、1989年。
シロの前身にあたる「株式会社ローレル」が生まれたのが、
北海道砂川市でした。
創業当時は、豊かな自然で育った素材を活かし、ハーブや石けん、ジャム、
ドレッシングなどの製造・販売をしており、現ブランドプロデューサーの
今井が入社した後、1998年に本格的に化粧品開発を手掛けるように。
OEMを経て2009年に自社ブランド「LAUREL(ローレル)」が誕生し、
リブランディングを経て今の「SHIRO」に成長しました。
2023年4月、私たちの工場が新たな姿で砂川市内に移転オープンしました。
これが「みんなの工場」です。
シロが目指す正直なものづくりをお客様にもご覧いただけるよう、
みんなの工場では壁ではなくガラスで空間を仕切り、
研究開発をしている様子や素材処理をしている様子を見ることができます。
(ちなみに、個人的にはこの素材処理の部屋が大好きです。
素材処理の部屋と来場者のスペースを排気口が繋いでおり、
気圧調整によって素材の香りが流れ込む仕掛けになっているのです!)
みんなの工場のご来場者数は、年間で約30万人。
そのうち4人に1人は北海道外からのお客様であり、
北海道内外問わず、多くのお客様が砂川市を訪れています。
不定期でイベント開催もしており、砂川市民の交流の場にもなっています。
(こちらについてはまた別の機会にお伝えします……!)
また、シロを通じて砂川市を知ってくださったお客様のご支援をいただき、
ふるさと納税への寄附総額は12億円(*2024年7月時点)に達しました。
これを受け、小中学生の学校給食費の無償化や、未就学児・小中高生の医療費無料化をはじめとする子育て支援の拡充が、いま砂川市で始まっています。
会社とブランドが育った砂川市で、その未来のために何ができるのか、
これからもシロは考え続けます。
アメニティタウンとしての砂川市
豊かな自然に恵まれた砂川市は、1984年に北海道で初めての、
「アメニティタウン(快適環境都市)」の指定を受けました。
市民1人当たりの都市公園面積は日本一広い、212.27平方メートル。
「北海道こどもの国」や「オアシスパーク」に代表される大きな公園は、
雄大な自然の中で一息つける砂川の魅力的な場所のひとつです。
(これを書いている私も、砂川を訪れると必ず子どもを連れて、
北海道こどもの国で1日中過ごすほど大好きです)
砂川市は、自然に恵まれていることだけがその魅力ではありません。
札幌市と旭川市の中間に位置しているため、
両都市へのアクセスも比較的しやすい環境です。
車で
札幌まで 約1時間40分
旭川まで 約1時間10分
新千歳空港まで 約2時間
電車で(JR函館本線)
札幌まで 特急で約50分
旭川まで 特急で約40分
新千歳空港まで 特急で1時間30分
※札幌方面・旭川方面がそれぞれ、
1時間に1~2本の間隔で運行しています(2024年12月時点)
そして、忘れてはいけないのが「すながわスイートロード」。
砂川市はもともと炭鉱の街で、炭鉱で働く人たちの疲れを癒やすものとして、お菓子が好まれたのだとか。
今では、市内に約20店舗のお菓子屋さんやカフェが営業しています。
(もちろん、SHIRO CAFEもそのひとつです!)
みんなの工場内に設置された「おでかけカード」では、
シロの社員が実際に砂川のまちを歩いて出会った魅力を発信しています。
施設にお立ち寄りの際は、ぜひ一度ご覧ください。
砂川での暮らし「移住した社員の声」
そんな砂川市へ市外から転居してきたシロ社員に、
現地での生活のリアルな声を聞いてみました。
バックオフィス部門
人事採用G スタッフ(札幌市から砂川市へ移住)
――実際に移住してみて、砂川の生活はいかがですか?
正直なところ、「意外といいな……」という感想です。そして景色がきれい!出勤の道中で目の前にピンネシリの山が広がると、「ここに来て良かった」と感じます。
私は札幌から砂川へ移住したのですが、札幌では車を利用する機会があまりなく、メインの移動手段は電車でした。砂川では車での移動がメインになるので(しかも雪道運転の経験がない)、その点で不安があったのですが、いざ現地を運転してみると道路が札幌よりも広く、主要な道路は除雪されているので心配には及びませんでした。
砂川にはスーパーマーケットが3件ほどあるのですが、北海道という場所柄、収穫されたばかりの新鮮な食材が並んでいることが多く、しかも比較的手ごろな価格で入手できるため、おいしい食材との出会いは日々の楽しみのひとつです。また大型ホームセンターやドラッグストア、コンビニも多数あり、日常の生活に困ることはありません。市内には大きな病院もあり、子どもからお年寄りまでの診療をカバーしてくれるため、その点も安心感があります。
――休日の過ごし方を教えてください。
砂川の近くには複数の温泉施設やバーベキュー場のほか、スキー場もあり、
四季を感じられる環境だからこその、さまざまな楽しみ方が魅力です。
砂川市内で過ごすこともありますが、他のまちへのアクセスがしやすい立地なので、旭川まで足を延ばすこともあります。旭川ラーメンを食べに行ったり、酒蔵を訪ねたり、大雪山の麓まで行ってみたり……。
移住して約4か月が経ちましたが、今では砂川の暮らしを満喫しています。
シロの「移住支援金」制度
「砂川での仕事に興味があるけれど、移住費用を考えると踏み切れない……」
UIJターンで砂川市への移住をご検討いただいている方に向け、
シロでは移住支援金制度を設けております。
シロでは無期社員(=正社員)に対して、
エリアを問わず一律20,000円/月の「住居手当」を支給しております。
シロへの入社を機に、砂川市外から砂川市内へ転居をされる方を対象に、
最大36か月間にわたり住居手当に10,000円/月を加算して支給します。
在籍期間が3年に至れば、合計360,000円を移住支援金としてお受け取りいただけますので、移住費用のサポートとしてご活用いただけます。
働く環境を変えることは大きな決断ですが、
砂川市での就業はその決断と期待を超えるわくわくがきっとあるはずです。
あとがき
「SHIROをきっかけに砂川市を知った」
このnoteをご覧いただいている方の多くがそうだと思います。
これを書いている私自身もシロへの入社がなければ、
なかなか接点を持つことはなかったかもしれません。
入社後に実際に砂川を訪れ、みんなの工場へいらっしゃるお客様の笑顔を、そしてそこで働く社員の笑顔を見ると、このまちに懸けるさまざまな人の期待や可能性を強く実感します。砂川でたくさんの価値観や文化が交わるその瞬間を一緒つくる仲間と出会いたい!そんな想いで今回のnoteを書きました。
自然に囲まれながら働くシロの社員の姿をぜひ、みんなの工場へ見に来てください。きっとその魅力が文面以上に伝わるはずです!